14.10.25(土)  「蛍の光 窓の雪…」 ~竹原・竹灯り&しお灯り



きのうのTSSスーパーニュースは竹原港にある「たけはら海の駅」から中継しました。
ご紹介したのは「竹灯りとしお灯り」…
有名な「たけはら憧憬の路」と連動して開催されているイベントです




竹原港「たけはら道の駅」


今月26日まで開催されている「瀬戸内しまのわ2014」のイベントの一つ
かつて塩の産地として栄えた竹原。
竹取物語をテーマに、塩と竹を使っってのアートイベントです。
「町並み保存地区」で開催される“町並み竹灯り~たけはら憧憬の路~”とも連動しているんだそうです。



夜のとばりが降りて、暗くなると
塩と竹でできたキャンドルに灯りがともり、そこには幻想的な雰囲気が漂います…
放送ではエリザベト音大の上垣内寿光さんの素晴らしいギター演奏と共にお送りしました。


キャンドルの灯り… 灯りの揺らめきは人間の奥底にある何かをくすぐります…

大昔、「灯り」は大変貴重なものでした。
1600年前の晋の時代、車胤(しゃいん)という人は蛍をたくさん集め、
孫康(そんこう)という人も窓に雪を集め、その光で勉学に励みました。
灯りの燃料を変えないほど家が貧しかった二人の青年は、努力ののちに優れた国の役人に登り詰めました。
おなじみの「蛍の光、窓の雪…」というフレーズは、この「蛍雪の功」という故事に基づいています。

今やスイッチ一つで灯りがともる現代、「灯り」の大切さは忘れがちです。
省エネがずっと叫ばれているなか、キャンドルの揺らめきに「灯り」の大切さを少しでも感じてほしいなと思います。




会場の「たけはら道の駅」ではこのイベントの期間中、
地元竹原とその周辺の物産が多数堪能できるようになっています
お隣の安芸津で朝に水揚げされたばかりのカキと、おなじみのじゃがいも!


カキはおおぶりでプリプリ! 濃厚な味がたまりません!!
他にも竹原が誇る垰下牛の牛串なども!!

この楽しいイベントは26日まで! 午後9時まで楽しめるとのこと…
26日は沿岸部や島しょ部などで日中ちょっと雨がぱらつくかもしれませんが、夜は大丈夫そう
ぜひ竹原に行ってみてください!!
イベントの詳細はこちらを

(hadaken)

   
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