19.06.04(火)  誰が決めるの?


この時期になると、必ず聞かれます。
「梅雨入りは、いったい誰が決めているの?」

ご存じの方も多いと思いますが、
ご存じ無い方は謎の話・・・。

答えは・・・
気象予報士でも、県の防災担当者でも、かたつむり でもありません。
「梅雨入りの発表」の判断は、気象台(気象庁)の担当職員が行います。
梅雨入りの発表があるときには、
「広島地方気象台は、○日に中国地方の梅雨入りを発表しました」
とニュースでお伝えすることになるわけです。
(正確には「梅雨入りしたとみられます」というような表現になります。)

季節の変化の区切りを、「人」が勝手に決めるわけで・・・
年々気候の変化が変わり、その判断が難しくなってきているような気がします。

というわけで・・・
次の雨(7日)にその発表があるかな??

気象予報士 山本 剛弘

 

   
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