20.07.07(火)  雨、まだまだ続きます

今回の大雨。
広島市中区では、7日夕方の時点で、
降り始めの5日夕方からの雨量の合計が
300ミリを超えました。
これは、7月の1か月間の平年雨量をすでに超えた値です。
1か月間に降る雨が、わずか2日間で降ったことになるのです。

これだけの雨が降ったのですから、
土砂災害が発生しやすい状態になっているわけです。
(すでに小規模な土砂災害が散発しています)

この先、雨が小康状態になる日もありますが、
来週にかけてもまだ梅雨前線が西日本付近に停滞する見込みです。
今週末は、またまとまった雨の可能性があります。

このあとは、少しの雨でも土砂災害の危険性が増すような状態です。

長期戦になりますが、気を抜かず、
警戒を続けてほしいと思います。

気象予報士 山本 剛弘

   
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