24.08.20(火)  あれから10年・・・

2014年8月20日の「広島豪雨災害」から10年たちました。

今日のニュースの中で、10年前を振り返りました。
実はあの日の前日(19日)の夕方の天気コーナーは私が担当していまして、
今、あらためて当時の放送(天気予報)映像を見返してみると・・・
大雨喚起をあまりしていませんでした。

当時のあの「線状降水帯」による大雨は、
私も気象台も的確に予想できていませんでした。
大きな反省点でもあり、「線状降水帯」の予報の難しいところでもあります。

現在でも、この「線状降水帯」の発生予測の的中率は、
ここでは記せないくらい「低い」のが現状です。

でも、この線状降水帯が発生すると、その雲の下では
「急激に経験したことの無いような」豪雨が降るのです。
それが10年前の「広島豪雨災害」なのです。

10年前のこの災害、忘れてはいけません。
今後に必ず生かしていかないと と思います。

喜びと笑顔をお届けします。
気象(喜笑)予報士 山本 剛弘

   
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