13.07.01(月)  時代は変わった!?


7月に入りました。
相変わらず「梅雨のような」「梅雨ではないような」状態が続いていますが、
梅雨明けの時期が少しずつ近づいてきていることは確かです。
でも、梅雨明け直前に「大雨」が降ることが多いですので、
まだまだ油断できません。

さて、今から30年以上前に行なった
「天気予報に関するアンケート調査」の中の「天気予報に望むこと」の項目に、
「洗濯物を干すのに、1時間ごとの天気を予想して欲しい」とか
「雨雲が近づいてきたら教えて欲しい」というような要望がありました。
当時はまだポイント予報や降水確率予報も無い時代で、
気象台から発表される「晴れ時々曇り所によりにわか雨」という予報だけから
洗濯物を外に干すかどうか判断していました。
気象台にも「今日は洗濯物を干しても大丈夫ですか?」
というような問い合わせもあったそうです。
電話に出た予報官もひやひやしたことでしょう(笑)

今では当たるかどうかは別として、
降水確率や1時間ごとの予報は発表されていますし、
パソコンや携帯からも手軽に「雨雲」の様子を見ることができるようになりました。
便利な時代になったようですが、洗濯物を外に干すのも自己責任の度合いが
増したような感じですね(もともと気象予報士の責任ではなく、
自己責任だと思うのですが・・・)。

最近ではマンションのベランダで洗濯物を干す「お父さん」の姿も
良く見かけるようになりました。
これも時代の変化ですね・・・。

このあとも、しばらく「飛び飛びに」雨の降る日が出現しそうな状況です。
雨の日は、思い切って洗濯はお休み!というのも
「洗濯」ではなくて「選択肢」の一つです。
洗濯物をまとめて洗うことで、洗濯回数を減らし、節電にもつながります。
雨の日を逆手にとって節電というのも、いいかも知れませんね。


                      (やまもとたけひろ)

   
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