14.11.05(水)  急げ! 「171年ぶりの名月」…


(hadaken撮影 ボケちゃった…orz)

以前もお知らせしたとおり、
11月5日は「後(のち)の十三夜」!

もともと「十三夜」は「十五夜」の次に綺麗な月が見られるとされていました。
「豆名月」「栗名月」とも言われて古くから収穫を感謝するイベントでもありました。
また十五夜と十三夜を両方見ないと「片見月」として縁起が悪いとされました。

実は今年の十三夜は171年ぶりに2回。
旧暦で今年は9月が2回(現在は閏九月)あるからなんです。
旧暦(太陰暦)では月の満ち欠けで一カ月を決めていたのですが、
現在の暦との誤差を調整するため約3年に一度、「閏月」(うるうつき)を入れています。
前回9月が2回あったのは1843年…
江戸時代末期でもち肌のペリーが黒船に乗ってやってくる10年前のことです…

次に十三夜が2回あるのは95年後の2109年。
まだ間に合うのできれいな月を見ておきましょうね!
(hadaken)


追記
“ミラクル・ムーン”なる言葉が出てきているようですが、
“スーパー・ムーン”と混同し、「大きな月」と勘違いする人も出てきているようです。
記憶が間違っていなければ、1か月前に“ミラクル”という言葉はなかったような…
せっかく“後の…”という美しい言葉がありますし、それにはきちんとした意味があるのです。
正しい言葉を使いたいものです…

   
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