11.09.20(火)  迷“歩”台風15号… ~今後の広島への影響


台風15号が四国の南海上を北上しています。
広島県への最接近は21日水曜明け方から朝方ぐらい
広島県からはかなり離れたところを通りそうです。
安全な場所にいれば広島県に関しては無事にやりすごせる台風です
くれぐれも冷静な対応を!!

(なお詳細はTSS天気予報“下駄をはくまで”を御覧ください)

なお、念のため“短時間の強い雨”には注意。
先週金曜後半から雨で地盤が緩んでいるところがあるかも。
また水曜未明より一部が台風の強風域に入ります。
北、または東よりの風がちょっと強まるおそれも。波も多少高くなるかな。
念のため短時間強雨、河川の増水、低地の浸水、土砂災害などにも注意!
(風に関しては、北部を中心にむしろ午後以降のほうが吹くかも…)

さて今回の“ノロノロ ウロウロ”台風ですが、
「迷走」というよりは「迷“歩”」台風といったほうがいいかもしれません。
しかし2週間ほど前の台風12号と合わせ、
今年はスピードの遅い台風の恐ろしさを見せつけられた年になりました…

広島県でも1995年9月、
速度の遅い台風14号の影響で県西部に300~400ミリの大雨が降り、
廿日市市や宮島などで土石流が発生したり、広い範囲で浸水害が発生するなど大きな被害が出ました。

広島でもこのような被害は起こり得ます。
今回の台風や以前の災害を教訓にして、今後の備えの参考にしたいものです。

台風はこのあとスピードを上げながら、東日本、北日本に向かいます。
このあと大きな被害が出ないよう祈りたいです
(やまもとたけひろ)

   
Link