”安心”がキーワード 回転寿司「スシロー」・美容室 コロナに負けない店づくり
8/11(火) 18:12
話題のサービスや商品、企業の裏側などにスポットを当ててご紹介するコーナー。県内でも連日、新型コロナウイルスの感染者が確認されていますが、感染を拡大させないように対策を行いながら営業を続ける企業の取組を取材しました。
【広島市会見】
「昨日、本市において230例目から238例目の患者が確認をされております」
県内でも、再び感染者が増加し始めた新型コロナウイルス…4月に緊急事態宣言が出されて以降、様々な現場で対策が進められています。
タイトル「安心して利用できる店を目指して感染症対策取組宣言店とは?」
広島市中区にある美容室ウイスタリアフィールド。緊急事態宣言以降、県内8つの店舗のうち数店舗で休業を余儀なくされました。
【ウイスタリアフィールド三井ガーデンホテル店・清川陽子店長】
「お客様の数がぐっと減りまして、やっぱり不安に思っていらっしゃる方からの問い合わせとか、たくさんありました」
店の入り口に貼られた3人のナイトをあしらった宣言書…これは県が推奨する新型コロナウイルスへの対策を行っているという証です。
【湯崎知事】
「防御する。守るんだ、これはお店も従業員もそれからお客様もしっかり守っていくという思いを込めて出来たデザインでございます」
宣言店になるには、公衆衛生の専門家などが考えたおよそ20項目の中から店の実情に合った対策を選び、実行します。マスクの着用や換気など基本的なものばかりですが、対策をしている店が一目でわかり、安心して利用してもらおうという県独自の取り組みです。さらにこの美容室では、独自の対策も行っていました。
【ウイスタリアフィールド三井ガーデンホテル店・清川陽子店長】
「医療用のサージカルテープを使って。カットするにあたって耳にゴムがあるのが難しいのでマスクを外さないといけないんじゃないかとか、不安に思っていた方がすごく安心できるって好評いただいています」
さらに、カットの時に巻くガウンも、毎回、交換し、洗濯するように改めました。
【ウイスタリアフィールド三井ガーデンホテル店・清川陽子店長】
「もともと美容院って薬を使っていく仕事なので、ハサミも使いますし、安心安全っていうのが、やっぱり一番重要かなと思っているので、より安心してきていただけるようなお店作りをしていかないといけないし、それを表に伝えられるようにしていかないといけないなと思います」
飲食店でも対策が進みます。一皿100円から寿司を楽しめる回転寿司・業界最大手のスシロー。新型コロナウイルスはここでも大きな影を落としていました。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「コロナの影響で3月以降売上が落ちてしまいましてお持ち帰りするお客さんは増えたんですけど、どうしても単価という所で伸び悩んでしまって」
ことし2月まで、スシローの既存店の売り上げは、28カ月連続でプラスでした。しかし、緊急事態宣言による外出自粛は大きな打撃となりました。そこで力を入れたのが…。徹底した衛生管理です。
出社した従業員はまず手洗い。規定に沿った洗い方が出来ているかも、担当者が確認します。着替えや休憩後にも行う徹底ぶりです。衛生チェックも怠りません。客が帰った後は、テーブルだけでなく醤油差しや箸入れなど、客が触った可能性があるところはすべて消毒します。さらに…
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「コロナの影響もありまして健康状態の確認をさせていただいて、本人、同居者共に下痢、おう吐、発熱がないかとヒアリングして1週間さかのぼって無いスタッフのみ出勤させていただいています」
店内で密を防ぐ工夫も進めます。カウンターは座席を減らし、ソーシャルディスタンスを保てるようにしました。さらにスシロー独自のアプリから予約することで、待ち時間の目安を知ることができ、待合スペースでの密を避けるほか、店の外でも待つことができます。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「お客様に安心してきて頂くとということが一番、お店にとっても大事だと思っておりますので」
チェックタイトル「回転?持ち帰り?宅配?新型コロナを乗り切るために」
【ウーバー配達員】
「ウーバーイーツです」
コロナ禍で売り上げが伸びたのがデリバリーとテイクアウトです。今年2月に広島市でサービスを開始したウーバーイーツなどと提携し、広島市内の店舗でもデリバリーサービスを始めました。さらに、4月にはテイクアウトメニューにまぐろやえびなど10種類のネタが入った手巻セットを販売。気軽に手巻き寿司を楽しめると人気です。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「小さいお子様が喜ばれますね。
自分のオリジナルの商品みたいな感覚で作れる」
こうした取り組みもあって、テイクアウトとデリバリーの4月の売り上げは、前の年のおよそ2倍にまで増えました。外出自粛が解かれた今、店内販売にも力を入れます。今月から、大切りのマグロやサーモンを前面に打ち出した期間限定のフェアを行い、集客を図ります。他の回転寿司チェーンでは、レーンでの提供を控える動きが広がっていますが、スシローはあえてそこに、こだわりをみせます。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「スシローでは実際に見て選んで楽しんで取ってもらえるっていう点で回転レーンで勝負させていただいております」
県内でも毎日、感染が確認されている新型コロナウイルス。すべての人が安心安全に利用できるよう企業の努力は続きます。
【広島市会見】
「昨日、本市において230例目から238例目の患者が確認をされております」
県内でも、再び感染者が増加し始めた新型コロナウイルス…4月に緊急事態宣言が出されて以降、様々な現場で対策が進められています。
タイトル「安心して利用できる店を目指して感染症対策取組宣言店とは?」
広島市中区にある美容室ウイスタリアフィールド。緊急事態宣言以降、県内8つの店舗のうち数店舗で休業を余儀なくされました。
【ウイスタリアフィールド三井ガーデンホテル店・清川陽子店長】
「お客様の数がぐっと減りまして、やっぱり不安に思っていらっしゃる方からの問い合わせとか、たくさんありました」
店の入り口に貼られた3人のナイトをあしらった宣言書…これは県が推奨する新型コロナウイルスへの対策を行っているという証です。
【湯崎知事】
「防御する。守るんだ、これはお店も従業員もそれからお客様もしっかり守っていくという思いを込めて出来たデザインでございます」
宣言店になるには、公衆衛生の専門家などが考えたおよそ20項目の中から店の実情に合った対策を選び、実行します。マスクの着用や換気など基本的なものばかりですが、対策をしている店が一目でわかり、安心して利用してもらおうという県独自の取り組みです。さらにこの美容室では、独自の対策も行っていました。
【ウイスタリアフィールド三井ガーデンホテル店・清川陽子店長】
「医療用のサージカルテープを使って。カットするにあたって耳にゴムがあるのが難しいのでマスクを外さないといけないんじゃないかとか、不安に思っていた方がすごく安心できるって好評いただいています」
さらに、カットの時に巻くガウンも、毎回、交換し、洗濯するように改めました。
【ウイスタリアフィールド三井ガーデンホテル店・清川陽子店長】
「もともと美容院って薬を使っていく仕事なので、ハサミも使いますし、安心安全っていうのが、やっぱり一番重要かなと思っているので、より安心してきていただけるようなお店作りをしていかないといけないし、それを表に伝えられるようにしていかないといけないなと思います」
飲食店でも対策が進みます。一皿100円から寿司を楽しめる回転寿司・業界最大手のスシロー。新型コロナウイルスはここでも大きな影を落としていました。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「コロナの影響で3月以降売上が落ちてしまいましてお持ち帰りするお客さんは増えたんですけど、どうしても単価という所で伸び悩んでしまって」
ことし2月まで、スシローの既存店の売り上げは、28カ月連続でプラスでした。しかし、緊急事態宣言による外出自粛は大きな打撃となりました。そこで力を入れたのが…。徹底した衛生管理です。
出社した従業員はまず手洗い。規定に沿った洗い方が出来ているかも、担当者が確認します。着替えや休憩後にも行う徹底ぶりです。衛生チェックも怠りません。客が帰った後は、テーブルだけでなく醤油差しや箸入れなど、客が触った可能性があるところはすべて消毒します。さらに…
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「コロナの影響もありまして健康状態の確認をさせていただいて、本人、同居者共に下痢、おう吐、発熱がないかとヒアリングして1週間さかのぼって無いスタッフのみ出勤させていただいています」
店内で密を防ぐ工夫も進めます。カウンターは座席を減らし、ソーシャルディスタンスを保てるようにしました。さらにスシロー独自のアプリから予約することで、待ち時間の目安を知ることができ、待合スペースでの密を避けるほか、店の外でも待つことができます。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「お客様に安心してきて頂くとということが一番、お店にとっても大事だと思っておりますので」
チェックタイトル「回転?持ち帰り?宅配?新型コロナを乗り切るために」
【ウーバー配達員】
「ウーバーイーツです」
コロナ禍で売り上げが伸びたのがデリバリーとテイクアウトです。今年2月に広島市でサービスを開始したウーバーイーツなどと提携し、広島市内の店舗でもデリバリーサービスを始めました。さらに、4月にはテイクアウトメニューにまぐろやえびなど10種類のネタが入った手巻セットを販売。気軽に手巻き寿司を楽しめると人気です。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「小さいお子様が喜ばれますね。
自分のオリジナルの商品みたいな感覚で作れる」
こうした取り組みもあって、テイクアウトとデリバリーの4月の売り上げは、前の年のおよそ2倍にまで増えました。外出自粛が解かれた今、店内販売にも力を入れます。今月から、大切りのマグロやサーモンを前面に打ち出した期間限定のフェアを行い、集客を図ります。他の回転寿司チェーンでは、レーンでの提供を控える動きが広がっていますが、スシローはあえてそこに、こだわりをみせます。
【スシロー広島古市店・西村裕貴店長】
「スシローでは実際に見て選んで楽しんで取ってもらえるっていう点で回転レーンで勝負させていただいております」
県内でも毎日、感染が確認されている新型コロナウイルス。すべての人が安心安全に利用できるよう企業の努力は続きます。