デジタル技術を活用して業務変革を行う、ＤＸ＝デジタルトランスフォーメーションに必要な人材活用などのノウハウを学ぶセミナーが、２７日、広島市で開かれました。

セミナーには、県内の企業から約６０人が参加しました。
このセミナーは、デジタル人材の活用を通して、企業の課題解決や業務の効率化につなげてもらおうと、広島大学が開催したものです。県が、県内の企業を対象に行った調査では、およそ半数が「ＤＸは必要と感じているが、取り組めていない」と回答しています。

講師を務めた広島大学の八子知礼（やこ・とものり）特任教授は、
解決したい課題を整理する重要性を訴えました。

【広島大学　ＡＩ・データイノベーション教育研究センター　八子知礼特任教授】
「デジタル化と一言で言っても色々やらなければならない」
「どういうプロジェクト・改革を進めるのか、どんな姿になりたいのか、
これが定義できていることが重要なポイントになる」

セミナーでは、デジタル人材の就職をサポートする、
県の補助制度なども紹介されました。