路線価の平均値3年連続で上昇 県内平均で2.4%、再整備の広島駅前通りは9.7%アップ 

7/1(月) 11:55

相続税や贈与税の算定基準となる今年の路線価が公開され、県内全体の平均値は3年連続で上昇し、上昇率も大きくなっています。

広島国税局によりますと、県内およそ7200地点を対象にした今年の路線価の平均値は、去年を2.4%上回り3年連続の上昇となりました。

県内で路線価が最も高かったのは広島市中区胡町の相生通り南側で、1平方メートルあたり去年より5.3%高い357万円に上りました。

また、去年からの上昇率が最も高かったのは、広島駅の再整備事業などが進められている広島市南区京橋町・駅前通りの西側で9.7%でした。

このほか、今年2月に開業した「エディオンピースウイング広島」の周辺では最大およそ7%の上昇がみられています。

県内の路線価の平均値は上昇している一方、庄原や竹原は下落となっています。