未明から大雨 各地で土砂崩れ、河川増水 JR在来線再開は午後以降 引き続き警戒を 広島

7/1(月) 12:00

梅雨前線や湿った空気の影響で県内では1日未明をピークに断続的に雨が降り、道路わきの斜面が崩れるなど各地で雨の影響が出ています。

県内には梅雨前線が停滞し湿った空気の流れ込みが続いています。
これまでに1日未明をピークに広い範囲で雨が強まり、中でも廿日市市津田では午前2時半からの3時間雨量が77.5ミリに上り7月の観測史上最大となるなど大雨となりました。

午前11時時点で、南部の多くの自治体であわせておよそ16万6000世帯・36万人に避難指示が出ています。
午後からは一旦、雨が弱まる時間帯もあり県内に出されていた土砂災害警戒情報は先ほど解除されましたが、2日明をピークに再び強まる見込みで引き続き、災害への警戒が必要です。

【高橋徹記者】@坂町
「午前10時半の坂町です。斜面から土砂と木々が崩れ落ち、道路は通行止めになっています」

【近所の人】
「心配はしていました。やはりひどくならないといいなと…」

土砂崩れは広島市西区や福山市などでも発生しました。

【辰已麗アナ】@海田町
「午前8時半の海田町です。こちらの瀬野川、近所の人によると普段は砂地が見えているところもあるそうですが、きょうは川が増水し勢いよく流れています」

川の水位も今後急激に上がる可能性があり警戒が必要です。
また大雨によって影響が出たJR広島駅では…。

【辰已麗アナ】@JR広島駅
「午前7時すぎのJR広島駅です。大雨の影響で広島駅を発着とする在来線が運休しご覧のように改札口が封鎖されています。こちらでは多くの人が運転再開を待っています」

【利用客】
「どうしようかな。バスで帰ろうかな車で迎えに来てもらおうかなと」
「とりあえず会社に電話してきょう休んでいいということであればそうします」

JR西日本によると運転を見合わせている線区の再開は早くとも午後以降となる見込みです。