【柔道】相手に勝つまで手を抜かない覚悟で全国上位へ 高松慶太くん (有朋柔道塾)

7/2(火) 11:00

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する番組「夢キラリ」。

今回は今年5月に行われた中国・四国少年柔道大会 小学生の部で優勝に輝き、全国大会出場を決めた有朋柔道塾の中から、最優秀選手賞を受賞した高松慶太くん(小6)にインタビューしました。

―今回の大会を振り返ってどうですか―

自分にとってもしかしたら最後の全国大会になるかもしれないので、全員で勝ちにいこうと思いました。決勝戦の試合序盤は自分から技をかけにいって、お互いがつぶれて「待て」がかかりました。その次に相手が内股をかけてきた所を、タイミング良くかわし、倒れたところを寝技で抑え込んで勝ちました。優勝できて本当に嬉しかったです。

―9月の大会が小学校生活で最後になりますが、どんなことを意識していますか―

練習は絶対に手を抜かないって思っています。前回、全国大会に出場した時に1回勝って1回負けました。その負けた理由は、自分が技をかけ終わってから相手に技をかけられたからなんです。だから自分は技をかけ続けることで相手に勝つ事ができると思ったので、練習でもずっと技をかけ続けようと思いました。
全国大会ではチームとしてみんなで予選を突破して3位以上を取りたいと思ってます。

―心にとどめている自分を前向きにしてくれる言葉は何ですか―

「自分に自信を持て」でお父さんに言われた言葉です。練習とかでも自分より小さい相手と戦っても、それでは意味がありません。自分より大きい相手に勝つことで、自分に自信が持てるようになり、技のキレも増しました。
技のキレが増したことによって、思い切って技が掛けられるようになり、それで相手を投げることができたかので、この言葉のおかげで前向きになりました。負けてもいいので、自分から技をかけることができたらお父さんは喜んでくれると思います。

―将来の夢は何ですか―

中学校・高校・大学において個人で絶対に1回は全国で1位をとりたいです。その先の夢はオリンピックで出ることです。

※高松慶太くんの「高」は、正しくは「はしごだか」です。