安芸高田市「どう喝」訴訟 石丸伸二前市長は最高裁に上告 「どう喝なかった」認定を不服 市は上告断念

7/11(木) 19:19

安芸高田市の石丸前市長が市議から「恫喝」されたとSNSに投稿した問題をめぐり広島高裁が双方の主張を退けた裁判で、石丸前市長は最高裁に上告した一方で、安芸高田市は上告を断念しました。

この裁判は安芸高田市の石丸伸二前市長が山根温子市議から恫喝を受けたとSNSで主張をしたため、山根市議が名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めているものです。

一審の広島地裁は、安芸高田市に33万円の支払いを命じ市は判決を不服として控訴、山根市議も石丸前市長個人の賠償責任を求め控訴していました。
二審の広島高裁は双方の訴えを退けたうえで、どう喝発言に関しては、「なかった」と認定しました。

広島高裁によりますと、市側の補助参加人だった石丸前市長は今月4日に最高裁に上告。山根市議と安芸高田市は上告しない方針です。