木山徳和広島市議の控訴棄却 控訴した10人全員が有罪に 木山市議は上告を検討 河井事件

7/18(木) 19:00

河井克行元法務大臣による大規模買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた広島市議会の木山徳和議員の控訴審が開かれ、広島高裁は木山市議の訴えを退けました。

木山徳和市議は2019年の参院選で、河井克行元法務大臣から妻・案里元議員を当選させる目的で現金30万円を受け取った罪に問われ、一審で罰金30万円・30万円の没収の判決を受けています。

木山市議は「事実誤認がある」などと主張し、控訴していましたが広島高裁は18日、「現金に買収の趣旨があり、一審の判断に事実の誤認があるとは認められない」として木山市議の訴えを退けました。

【広島市議会・木山徳和市議】
「私も納得いっていない、いかないという部分です。(昨年の市議選で)応援していただいた市民のためにも最後まで頑張っていきたいと思っておりますので」

木山市議は上告を検討するとしています。
この判決で、一連の事件で控訴していた10人全員の判決が出そろい、いずれも有罪となっています。