普段見ることができないトンネル工事の内部に潜入 親子見学会 広島県呉市

7/20(土) 15:00

広島呉道路の4車線化工事に伴って建設が進められている呉トンネルの内部を、間近に見ることができる見学会が開かれました。

この見学会は普段見ることのできないトンネル工事の様子や技術を見ることで、建設業に対する関心を高めてもらおうと土木学会中国支部が開催したもので、20日は呉市内などから親子23組が参加しました。
呉トンネルは広島呉道路『クレアライン』の4車線化工事に伴って建設されているトンネルで、総延長2376メートルのうち162メートルが20日までに掘削されています。
参加した親子は『ナトム工法』と呼ばれる掘削方法の説明を受けたほか、壁にコンクリートを吹き付ける機械の操作を体験しトンネル工事への理解を深めていました。

見学会に参加した人は「トンネル内部は通るときしか見たことがなかった。どんな風につくられているか分かってよかった。」「トンネルを掘っているところに興味はあったんですけど、初めて見ることができて勉強になった。」などと話していました。