「原爆の子の像」碑前祭 子どもたちが折り鶴捧げ平和の継承誓う 熱中症対策で屋内開催 広島

7/22(月) 18:35

被爆79年となる原爆の日を前に子供たちが「原爆の子の像」に折り鶴を捧げ、平和の継承を誓う「碑前祭」が行われました。

今年の「碑前祭」は熱中症対策のため「原爆の子の像」の前から屋内の会場に変更して実施され、広島市内の小中学校からおよそ370人が参加しました。

「碑前祭」は毎年開催されていて、2歳の時に被爆し回復を祈って亡くなるまで折り鶴を折り続けた「原爆の子の像」のモデル・佐々木禎子さんゆかりの幟町中学校が主催しています。
今年は初めて幟町中学校区にある3つの小学校の児童が授業で取り組んでいる平和活動を発表しました。
「碑前祭」のあと児童や生徒が持参した折り鶴は生徒代表の手で「原爆の子の像」へ捧げられました。

【幟町中学校2年・小西良磨さん】
「佐々木禎子さんは人生が短かった。なので禎子さんの分まで強く生きてみんなに平和を伝えたいと思いました」

【幟町中学校2年・沖本彩蓮さん】
「佐々木禎子さんのことだけじゃなくて、他にも亡くなった方がいるので、その人たちについても資料館などをみて知って欲しい」