800年の歴史 厳島神社最大の神事「管絃祭」廿日市市・宮島

7/22(月) 19:00

今日は、廿日市市宮島で厳島神社最大の神事、「管絃祭」が行われています。

「管絃祭」は、平安時代に平清盛が神を慰めるために始めたとされるお祭りです。

夜になると、御神体を乗せかがり火を焚いた「御座船」が3隻の漕ぎ船に引かれ宮島の神社と対岸の神社を行き来する風景はまさに平安絵巻です。

「管絃祭」は例年、旧暦の6月17日にあたる今日執り行われ日程が変わることはありません。

海の潮の高さや満月に近く、あたりが明るく美しくみえることがその理由だということです。
およそ800年続くとされる「管絃祭」は、22日深夜0時ごろまで続きます。

【山本剛弘 気象予報士】
「900年、1000年先も この「管絃祭」ができる地球であって欲しいですね」