【速報】広島県「新型コロナ医療ひっ迫警報」発令 福山市と呉市で基準上回る 25日

7/25(木) 14:56

新型コロナウイルス。広島県は25日、定点あたりの報告患者が福山市保健所と呉市保健所で目安とする「13人」を超えたことを受け、県内全域に「新型コロナ医療ひっ迫警報」を発令しました。

定点あたりの報告患者数は、福山市保健所で15.59人、呉市保健所で14.88人などとなっています。

県によりますと、現時点では医療がひっ迫している状況にないが、このままの増加のスピードが継続した場合、さらに医療への負荷が増大する恐れがあるということです。

広島県の基準では、定点あたりの報告患者が「8人」を超えた場合に注意報が発表され、「13人」を超えるか、「中等症以上の平均入院患者数」が「4人以上」となると警報が発表されます。
県内では今月に入り、患者が増加傾向にあり、県は今月11日に「注意報」を発令し、注意を呼び掛けていました。

県は、夏休みで旅行や帰省の機会が増える時期であり、手洗いや換気など基本的な感染対策を呼びかけています。

なお、先週1週間(7月15日~21日)の広島県内全体の新規感染者数は、定点あたり11.38人で、前週と比較して33%増え、3週連続で増加しています。(前週は定点あたり8.56人)