遊休地に1500本のヒマワリが咲く 「認知症」啓発に取り組むグループが育てる 東広島市安芸津町

7/26(金) 17:30

TSSのふるさと通信員から映像が届いています。
夏と言ったらあの花です。

青空に向かって咲く大輪の花。
東広島市安芸津町では遊休地でヒマワリが咲き始め夏らしい景色が広がっています。
このヒマワリは認知症の正しい理解の啓発に取り組む「安芸津おれんじ会」が先月、認知症の高齢者や家族、地域住民と種をまいたものです。

遊休地でヒマワリを育てる取り組みは去年から始まり、ことしは去年咲いたヒマワリの種から育ったおよそ1500本が先週から次々と咲き始めました。
25日は認知症の当事者や地域のサポーターが集う「認知症カフェ」が開かれ、交流を楽しみました。

【認知症カフェの参加者】
「初めて見ましたこんなのね。本当に綺麗に咲いている」

【安芸津地域包括支援センター・守下昌秀センター長】
「おれんじ会の取り組みを地域の人に広めさせていただいて1人でも多く認知症の方とのかかわり方を知っていただけたら」

ヒマワリの見ごろは来月上旬ごろまで続くということです。