続報)自宅から凶器と見られる刃物見つかる…男が妻殺害ほのめかす供述 広島・尾道

8/3(土) 12:00

広島県尾道市で親子2人を車ではねたとして殺人未遂の疑いで3日送検された無職の男(40)は「殺してやろうと思った」という内容の供述をしていることがわかりました。一方、男の自宅で妻(42)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された殺人事件について、男は殺害をほのめかす供述も始めていて、自宅からは凶器に使われたとみられる刃物も発見されています。

警察によりますと広島県尾道市向東町の無職、沖本幸俊容疑者(40)はきのう2日、近くの住宅の敷地内で住人の女性2人(80代・50代)を殺害しようと車で複数回はね、重軽傷を負わせた疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと沖本容疑者は「目の前にいた女性を殺してやろうと思った」などと供述しているということです。
一方、この事件の後、沖本容疑者の自宅で妻の直子さん(42)が血を流して倒れているのが見つかり病院で死亡が確認された別の事件で、警察は殺人の疑いで沖本容疑者の自宅を現場検証しました。
直子さんの体には刃物で切りつけられたような複数の傷があり、沖本容疑者は殺害をほのめかすような供述も始めています。警察は直子さんから家庭内のトラブルに関して、これまで2度相談を受けていたということです。きょうの現場検証では沖本容疑者の自宅から、凶器に使われたと見られる刃物が見つかっています。