「原爆の日」アメリカ・ニューヨークでも集会 「被爆国として保有国に核廃絶を働きかけて」

8/6(火) 17:54

広島の「原爆の日」にあわせ、アメリカ・ニューヨークでも核兵器廃絶を訴える集会が行われました。

「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモア被爆者」

アメリカ・ニューヨークの日本領事館前では、平和団体のメンバーなどおよそ40人が原爆犠牲者を悼み、歌やスピーチで核兵器のない世界の実現を訴えました。

この集会は広島原爆の日にあわせて毎年行われているもので、今年は、日本政府に対し、核兵器禁止条約への署名、批准を求める書簡を日本領事館に提出しました。

【イベントの共同企画者・井上まり さん】
「被爆国として核廃絶に向けてもっと積極的に保有国に働きかけて、アメリカの核の傘から脱却するところから始めてほしいと思います」

集会が行われたニューヨークでは、来年3月、核兵器禁止条約の第3回締約国会議が開催される予定です。