平和への祈り込め「灯ろう流し」 6000基が川面を彩る 広島原爆の日

8/7(水) 12:01

被爆から79年の「原爆の日」の6日夜、多くの灯ろうが水面を照らす中、平和への祈りが捧げられました。

原爆ドーム前を流れる元安川では日が沈むとともに被爆者の遺族や外国人観光客などが集まり、灯ろう流しが行われました。
79年前の8月6日、原爆の熱戦で焼かれた多くの人が水を求めて元安川で亡くなりました。

【辰巳アナ】
「平和への願いが込められた灯ろうが一つ一つゆっくりゆっくりと流れていきます」

色鮮やかな灯ろうには核兵器廃絶や平和を祈るメッセージが描かれ、訪れた人は原爆犠牲者を悼みました。

【訪れた人】
「大事な伝統を続けてほしい」
「戦争と飢餓がなくなって世界中の人が平和に暮らせますようにと書きました」

平和への願いが込められたおよそ6000基の灯ろうが幻想的な光を放ち川を照らしました。