シニアカーの高齢男性が軽自動車にはねられ死亡 トンネル内でシニアカーが車道を通行か 広島・福山市

8/7(水) 19:57

7日午後、福山市でシニアカーに乗っていた高齢の男性が軽自動車にはねられ、死亡する事故がありました。

警察によりますと、7日午後1時すぎ、福山市東深津町にある市道のトンネル内で、シニアカーに乗っていた福山市西深津町の橋本成司さん(83)が後ろから来た軽自動車にはねられました。
橋本さんは首などを打ち、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

現場は片側1車線で、橋本さんは車道の左側を通行していたということです。
シニアカーは、法律上は、歩行者扱いで、歩道か車道の右側を通行することになっていますが、現場は歩道が狭く、シニアカーに乗っていた橋本さんは、車道を通行していたとみられます。

警察は軽自動車を運転していた49歳の男性がシニアカーを見落とした可能性もあるとみて詳しい事故の状況を調べています。

これで今年県内の交通事故による死者は48人になります。