官製談合防止法違反事件 篠田教育長は平川前教育長に「重く受け止めていただきたい」 広島県

8/9(金) 18:59

県教育委員会が行った、平川前教育長の知人の業者との取引をめぐり、当時の担当課長が官製談合防止法違反などの罪で略式命令を受けたことについて、篠田教育長は前教育長に対し「重く受け止めてほしい」と述べました。

【広島県・篠田智志教育長】
「当時の教育委員会を統括する教育長という立場として非常に重いと思いますので、改めて重く受け止めていただきたい」

この問題は、平川前教育長の知人のNPO法人と県教委をめぐる取引で、県教委の当時の担当課長が非公開の実施要項などを部下を通じてNPO法人の職員にメールで送ったなどとして、官製談合防止法違反などの罪で罰金50万円の略式命令を受けたものです。

当時の担当課長は去年2月に戒告処分を受けていますが、篠田教育長はすでに罰金が納付され刑が確定したことを踏まえ、「起訴状を吟味しさらなる処分が必要か今後検討していきたい」としています。