社会を支える福祉・介護の仕事 「福祉の就職総合フェア」広島市で開催

8/10(土) 18:00

人手不足が深刻な福祉や介護分野の人材を確保しようと、広島市で、就職総合フェアが開かれました。

「福祉の就職総合フェア」では県内の、およそ60事業所が就職相談のブースを開き、訪れた人に仕事の魅力や、働き方、必要な資格などについて説明しました。

こちらで行われていたのは、「認知症」患者の症状を再現したVR体験。
患者への理解を深め、仕事に活かしてもらおうと企画されました。

【体験した人は】
「症状とかは授業で学ぶことはあるんですけど、実際体験してみて見え方とかが怖いなと感じた。(患者と)こういう関わり方をしたほうが良いなとか自分のなかで体験を生かしていきたい」

広島労働局によりますと、今年6月時点で「福祉関連職業」の有効求人倍率は2.79倍と深刻な人手不足が続いていて県社会福祉協議会は今後も、窓口や電話などで就職相談を受け付けています。