平和大通り 50本の樹木伐採始まる 相次ぐ倒木 危険回避のため 広島市

8/13(火) 19:03

広島市中区の平和大通り沿いで去年から倒木が相次いだことを受け、広島市は、危険を回避するため13日から、樹木50本の伐採を始めました。

広島市中区の平和大通りで始まった作業では市から委託を受けた専門業者がチェーンソーなどを使って木の勢いが衰えたクロガネモチなどの木を伐採しました。

平和大通りでは去年3月から今年6月にかけて3件の倒木が発生。

市は、平和大通りの緑地帯や歩道にある背の高い樹木1769本のうち、去年の点検で「詳細な調査が必要」とされた415本について、秋に予定していた点検を前倒しして行っていました。

さらにそのうちの50本について、樹木医が「直ちに倒木の危険性はないが今後、木の勢いに回復が見込めない」と判断したため、倒木の危険を回避するため伐採することになりました。

市は、今月中に50本全ての伐採を終える予定で、残りの365本については来月以降、枝を剪定したり、肥料を与えるといった措置を取ることにしています。