広島市議会9月定例会開会 「広島城三の丸歴史館」は工事遅れで減額補正

9/12(木) 19:14

広島市議会の9月定例会が開会し広島市は、「広島城三の丸歴史館」の建設工事の遅れに伴い一般会計でおよそ2億円を減額する補正予算案など21の議案を提出しました。
広島市の補正予算案は、一般会計で総額1億9400万円の減額となりました。

これは、今年6月の大雨被害による農道などの復旧工事費としておよそ7000万円を盛り込んだ一方で、「広島城三の丸歴史館」の建設工事の遅れに伴い2億6400万円を減額するためです。

【広島市・松井一実 市長】
「(広島城三の丸歴史館)建築工事の入札不調を受け、全体事業費の増額及び年度ごとの事業費の変更を行います」

「三の丸歴史館」は建物の構造が複雑な上、木材を中心とした外装とするため費用が想定を上回り入札不調となっていました。

これをうけ広島市は全体の事業費を見直し、当初の予定より2億3900万円多いおよそ59億3000万円に増額しています。
9月定例会は今月26日まで開かれます。