進む「学校部活動の外部委託」指導者をトップチームが「指導」

9/14(土) 18:00

教員の負担軽減のため外部の指導者に部活動を委ねる国の取り組みが進められる中、きょう、広島市で県内のトップチームによる「研修会」が開かれました。

この取り組みは公立中学の部活動の指導を地元のクラブチームなどに委ねるいわゆる「地域移行」を支援するため県が去年から進めているものです。

きょう行われた競技はバドミントンで、広島ガス実業団チームの監督やコーチを招いた研修会には競技経験者を中心におよそ10人が参加しました。

参加者は実際に中学生の練習相手となり、トップチームならではの練習メニューやアドバイスのコツを学んでいました。

【参加した大学生は】
「1年にも満たないのでわからないことばかりで」「地域貢献のために部活動に参加するのはかなり良い取り組みと思います」

県によりますと「部活動の地域移行」は地域や学校、競技によって人材確保の進捗には依然、ばらつきがあるということです。