護衛艦「かが」アメリカへ出航 ステルス戦闘機「F35-B」運用試験のため 海自呉基地

9/17(火) 11:52

今年3月に甲板部分などの改修を終え最新鋭のステルス戦闘機『Fー35B』の発着ができるようになった海上自衛隊の護衛艦『かが』がアメリカでの運用試験を行うため、17日朝、呉基地を出港しました。

17日朝、海上自衛隊呉基地では護衛艦『かが』とその乗組員およそ400人が家族やほかの隊員たちに見送られながら呉基地を出港しました。

護衛艦『かが』はこれまで出来なかった戦闘機の運用を可能とするため、艦首の形状変更や甲板後部の耐熱化など大規模改修をおよそ2年かけて行い、今年3月に第一次改修が完了していました。

今回の運用試験はアメリカ海軍の支援を受けて行われるもので、最新鋭のステルス戦闘機『Fー35B』の短距離発艦や垂直着艦、格納庫への収容などを行いデータを収集するということです。

出港した『かが』は10月はじめにアメリカ西海岸のサンディエゴ沖に到着し、およそ1カ月半の試験に臨みます。