宮島口の渋滞緩和対策 AIカメラで混雑状況をネット配信 11月に実施予定 広島・廿日市市

9/17(火) 18:25

宮島口周辺道路の慢性的な渋滞を緩和するため、廿日市市は新たにAIカメラを活用した取り組みを行うと発表しました。

【廿日市市・松本太郎市長】
「今年度は国と協力しAIを活用し、地区内の混雑状況情報発信するなど新たな取組を実施いたします」

宮島口周辺の国道2号では慢性的な渋滞が課題となっていて、昨年度、廿日市市と国は広島岩国道路の廿日市IC・大野IC間の通行料金を半額にする社会実験などを実施。
時速20キロ以下の低速度の区間が短くなり、渋滞が緩和されたと報告しました。

今年度は11月の土日と祝日あわせて10日間の日程で実施。
去年と同じ対策に加え宮島口周辺の国道に3台のAIカメラを設置して、一定のエリア内の車の混雑状況を特設ホームページで発信することで、渋滞の緩和に繋げたいとしています。

廿日市市は今回の検証結果をもとに、さらなる緩和対策を検証する予定です。