列車内で女性にカッターナイフ突きつけ性的暴行した罪 男に懲役12年の判決 広島地裁

9/20(金) 18:35

今年2月、広島市を走行中の列車内で乗客の女性をカッターナイフで脅して暴行した男に、広島地裁は懲役12年を言い渡しました。

判決などによりますと広島市安佐北区の無職・松村貴行被告(40)は今年2月JR芸備線の列車内で20代女性をカッターナイフで脅して暴行を加え、現金を奪おうとした強盗・不同意性交の罪などに問われています。

20日の裁判で広島地裁の後藤有己裁判長は「被告人は性犯罪を犯して複数回服役し、犯罪であることを十分理解しながら、自己の欲求のままに犯行に及んでおり、被告人の意思決定は強く非難される」と指摘。

「再犯防止策を頑なに拒否し、今後の更生が危ぶまれる」などとして松村被告に懲役12年の判決を言い渡しました。