カープ野村祐輔投手が現役引退 カープで13年間「高い投球技術で活躍、素晴らしいプロ野球生活」山内泰幸

9/27(金) 18:19

カープです。寂しいニュースが入ってきました。
野村祐輔投手が27日、今シーズン限りでの現役引退を発表しました。

野村祐輔投手は広陵高校出身。
2011年ドラフト1位で入団すると、ルーキーイヤーから頭角を現します。
2012年には新人王、さらに2016年には最多勝・最高勝率の2冠に輝くなど25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。
しかし、ここ数年は登板機会も減ったチーム投手最年長の35歳、ついに今シーズン限りでの引退を決意しました。

野村投手は球団を通じ「カープで13年間プレーできたことを誇りに思います。
野球人生の中で3度のリーグ優勝を経験させていただいたことはとても大きな宝物です」とコメントしています。

<スタジオ>
山内さんは投手コーチとして野村投手に指導もされてきました。
どんな投手でしたか?

【TSS野球解説者・山内泰幸】
「入団した時から、投球フォームのタイミングやバランスが非常に良かったので、活躍してくれるだろうなと思っていました。1年目から防御率1点台だということで、びっくりしましたけども、やはり球は、そんなに速くないんですけど、コントロールだったり、投球の技術だったり、バッターのタイミングを外す、そういった技術が非常に高い投手。彼が新人王を獲ったわけですけども、私も新人王を獲って自分自身が長く野球をできなかったので、「努力を継続して、できるだけ長く野球を頑張ってね」というアドバイスをしましたけど、13年間ということで、非常に素晴らしいプロ野球生活だと思います」

来月5日の最終戦で引退セレモニーが行われる予定です。