平川前教育長の官製談合問題 不起訴処分に不服 市民団体が検察審査会に申し立て 広島

10/1(火) 18:37

広島県教育委員会が平川前教育長と親交のあるNPO法人に繰り返し業務を発注していたとして告発された平川前教育長の不起訴処分を不服として、市民団体が検察審査会に申し立てをしました。

申し立てをしたのは市民団体のメンバー96人です。
この問題は、県教委が平川理恵前教育長の知人が代表を務めるNPO法人に繰り返し業務を発注していたものです。

平川前教育長は官製談合防止法違反などにあたるとして市民団体から告発されましたが、嫌疑不十分で不起訴処分となっていました。

市民団体は、これを不服として1日、検察審査会に申し立てを行い、
「厳正な職務遂行の義務を負う県教委職員が、独自の判断でこうした行為を行うことを考えにくく、平川前教育長の関与によって違法な行為が繰り返された」と訴えています。