福山市はＪＲ福山駅周辺の再開発事業の一環として、駅前にアクセスしやすい駐輪場の整備を進める方針を明らかにしました。

【福山市・枝広直幹 市長】
「仮称”思いやり駐輪場”から先行的に整備に着手する。不便だという声に応えないといけないと思いますので、それに早速応えていきたい」

ＪＲ福山駅周辺には福山市と民間事業者が管理する、およそ４１００台の駐輪場がありますが、駐輪場が点在しているため、「買い物などで使うには不便」といった声が多くあがっていました。

今回の整備では「安全で便利に使える」ことに重点を置き、幅の広い歩道などを活用して、高齢者や子育て世帯などが利用しやすい仕組みを導入する考えです。

具体的な設置場所や台数、運営方法などについては、今月１８日に行われるデザイン会議で議論して、年明けには整備に取り掛かる予定です。

【福山市・枝広直幹 市長】
「しっかり議論しながらスピード感を持って、年内には一定の考え方を整理したうえで整備していきたい」