“コロッケがメイン”の喫茶店 どこか懐かしいレトロモダンな雰囲気で地域の憩いの場 広島市南区

10/10(木) 20:00

「ひろしま満点ママ・行きたくナル食堂」からとっておきのグルメスポットをご紹介するコーナー。今回は「喫茶店」です。
憩いの場として親しまれる懐かしさも感じるお店をたずねました。

(梶谷羽奈アナウンサー)
「さあ、今回は広島市南区の宇品に来ています。今日ご紹介するお店は、大人から子供までみんなに愛されるお店ということなんです。さあ、さっそく向かうお店がこちらですかね?見た目もちょっとレトロな感じで、こんにちは」
(ミユキ茶房・店主 牟田英代さん)
「いらっしゃいませ、こんにちは」
(梶谷アナ)
「お店の中もすごく落ち着く空間ですね。どこか懐かしいような」
(牟田さん)
「建物自体がすごく古いので、それを生かしながらやってます」
(梶谷アナ)
「置いてあるインテリア装飾が色々とレトロですよね」
(牟田さん)
「本当に古いものもありますし、おばあちゃんの家から持ってきたようなものもありますし、雰囲気に合わせて集めたものもあります」
(梶谷アナ)
「こちらは何がいただけるお店なんですか?」
(牟田さん)
「こちらはコロッケがメインの喫茶店になっています」

訪れたのは広島市南区宇品御幸にある「ミユキ茶房(さぼう)」。
築90年の古民家を改装した店内は、どこか懐かしさを感じるレトロな空間。
そんな空間に魅了され、近所の子どもたちが遊びに来たり、本を読みに来たり…さらに、店の空きスペースを使って店主の馴染みの人たちがギャラリーやイベントを開いたりなどまさに「地域の憩いの場」として多くの人に愛されているんです。

(梶谷アナ)
「コロッケがメインっていうのも、なかなか珍しいのかなと思ったんですけど、始めたきっかけは何だったんですか?」
(牟田さん)

「ちょうど コロナが広まってるまっ最中だったので、何かテイクアウトできるものっていうような…飲食がなかなかできなかったので、それでいくつか候補があった中で、コロッケはこの辺りの人、若い人からお年寄りまで、たくさんいろんな人が住んでらっしゃるんですけど、皆さんきっと好きだろうと言うので、コロッケをメインにさせてもらいました」
(梶谷アナ)
「そういった思いも込められているんですね」

早速、作っていただくのは、おまかせコロッケランチ。
季節によって具材が変わる、5、6種類のコロッケから店主がその日におススメする揚げたてのコロッケがいただけます。

(梶谷アナ)
「コロッケがお任せっていうことだったんですが、種類としてはどんなものですか?」
(牟田さん)
「こちらがスタンダードの『ミユキコロッケ』ですね。中はひき肉と玉ねぎのコロッケになるんですが、ちょっとお醤油とお砂糖で甘辛味にしています」
(梶谷アナ)
「王道コロッケの美味しそうな見た目していますね。ではさっそくいただきます。<実食>うん。いい音、サックサック。中はホックホックで、美味しい!ジャガイモがつぶ感が残っていいですね」
(牟田さん)
「季節によってジャガイモが変わったりもするので、少しずつ食感や味も変えてはいるんですけど」
(梶谷アナ)
「あと、ひき肉と玉ねぎが甘辛くて、うん。ジャガイモのホクホク感があって。ほっとする味ですね」
(牟田さん)
「懐かしい味だと言われますね。たまに」
(梶谷アナ)
「このコロッケのランチ。パンといただくんですね」
(牟田さん)
「そうですね。ランチ自体はパンもご飯もあるんですが、パンは近くにあるトルヴェさんっていう有名なパンのおいしいお店から入れさせていただいてまして、コロッケサンドにしていただくようなパンと、あとオープンサンドでいろんな具をのせていただけるような形でご用意させていただいてます」

今回は季節限定のトウモロコシをたっぷり使った「夏コーンクリームコロッケ」。
パンでサンドしていただきます!

(梶谷アナ)
「これまた。美味しそうですね。<実食> うん。クリームコロッケも最高ですね。このパン美味しすぎてびっくりしてます。さすが人気店のパンですね」
(牟田さん)
「パン味もしっかりするし、コロッケの味もしっかりする。両方で引き立て合うようなすごいいい効果が得られるパンになっています」
(梶谷アナ)
「まさにそうで、より美味しいです」
(牟田さん)
「また、好みのサンドを自分で見つけていただくこともできるので、何回食べていただいても楽しめるかなと思います」
(梶谷アナ)
「やあ、こんなレトロモダンな空間で、ほっとする味のコロッケが食べられて最高ですね」
(牟田さん)
「ありがとうございます」
(梶谷アナ)
「もう本当にくつろげる空間でした」


広島市南区宇品御幸「ミユキ茶房」
〇おまかせコロッケ2個ランチ 1300円