【速報】ノーベル平和賞に日本被団協 代表委員・箕牧智之氏「夢にも思わなかった。次の世代に継承を」

10/11(金) 18:32

11日、今年のノーベル平和賞が発表され、日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の受賞が決まりました。

「核兵器のない世界を実現するための努力と証言を通じて、核兵器が二度と使用されてはならないことを実証した」ことが評価されました。

被団協は、日本でただひとつの被爆者からなる全国組織で、核兵器による恐怖や苦しみを訴えてきたことが、核兵器のない世界に向けた取り組みとして評価されました。

日本のノーベル平和賞の受賞は、1974年の佐藤栄作元総理大臣以来、2度目です。

日本被団協の代表委員を広島県被団協の箕牧智之理事長が務めています。

箕牧さんは「今私はこんなことに(ノーベル平和賞受賞)なってえんじゃろうか。私の代にこんなことになるなんて夢にも思わなかった。私たちは継承については本気で考えてもらって、私たちの次の世代に継承してもらう必要がある。日本国内で訴えるだけじゃもうだめ。ノーベル平和賞ですからね。世界へ訴える」と話しています。