衆院選公示 広島1区・2区・3区 各候補は第一声で何を訴えたのか 12日間の戦いがスタート

10/15(火) 17:26

小選挙区の区割り変更後、初めての衆議院議員選挙が15日公示されました。
県内6つの選挙区には合わせて21人が立候補し、12日間の選挙戦がスタートしました。

広島1区には届け出順に、共産党・新人の中原剛候補(68)、自民党・前職の岸田文雄候補(67)、日本維新の会・新人の山田肇候補(35)、無所属・新人の産原稔文候補(56)、立憲民主党・新人の平本浩一候補(58)が立候補しました。

【共産党・新人・中原剛候補】
「裏金事件でまともな解明もできない自民党、自民党政治はもう終わらせて新しい国民の声が届く政治実現のその第一歩にしようではありませんか」

【自民党・前職・岸田文雄候補】
「信頼回復を進めるとともに、歴史の転換点にあって、政治は何をしてくれるのか、どの候補者がしっかりと結果を出してくれるのか。どの政党が責任を担ってくれるのか、これがこの選挙において問われることになります」

【日本維新の会・新人・山田肇候補】
「日本維新の会・しがらみのない政党としてきれいな政治をやっていくと、その思いを私も広島1区のいち公認候補者として、全国で戦う同志とともに政治改革を訴えていかないといけない」

【無所属・新人・産原稔文候補】
「今回の裏金事件、これも結局一般の人の感覚が全く政治に反映されてない」

【立憲民主党・新人・平本浩一候補】
「自民党の裏金問題は脱税事件です。すべての納税者の怒りを代弁し、私もこの問題を徹底追及してまいります」

広島2区には届け出順に、国民民主党・新人の福田玄候補(42)、自民党・前職の平口洋候補(76)、共産党・新人の岡田博美候補(65)、日本維新の会・新人の金城政孝候補(49)が立候補しました。

【国民民主党・新人・福田玄候補】
「国民民主党の一番の政策は手取りを増やすっていうことです。手取りを増やして皆さんの庶民の暮らしを少しでも楽にしよう、そんな政策を今回一丁目一番地に掲げています」

【自民党・前職・平口洋候補】
「自由主義、民主主義、これを守るのが自民党・公明党でございます。自民党にとって逆風下の選挙ではございますが、このことをしっかりと頭に入れて我々を最後まで応援していただきたい」

【共産党・新人・岡田博美候補】
「私は看護師として40年間、医療と介護の現場で働いてきました。その経験を生かしていのちと暮らしを守る政治の実現を目指して頑張ります。よろしくお願いします」

【日本維新の会・新人・金城政孝候補】
「日本の経済を立て直して国民の暮らしを改善していく。貧困にあえいでいる子供たちの未来、子供たちへの支援・投資・教育の無償化をはじめ教育改革に取り組んで参ります」

広島3区には届け出順に、共産党・新人の高見篤己候補(72)、公明党・前職の斉藤鉄夫候補(72)、立憲民主党・新人の東克哉候補(43)、無所属・新人の玉田憲勲候補(67)が立候補しました。

【共産党・新人・高見篤己候補】
「石破首相は岸田政権の路線をそのまま受け継ぐんだと言っています。これでは希望が持てません。今度の総選挙、政治を変える絶好のチャンスです」

【公明党・前職・斉藤鉄夫候補】
「先の国会で、自民党公明党で政治改革法案提案をし、成立させていただきました。
公明党が先頭に立ってこの政治信頼回復のために頑張っていきたいと思っております」

【立憲民主党・新人・東克哉候補】
「この政治、今の政治は自民の自民による自民のための政治です。いつ政権が変わらないといけないのか。いつ変わるんですか。そう今です」

【無所属・新人・玉田憲勲候補】
「選挙制度改革、これが第一点です、私が今回立った理由は。当然、政党選挙制度の廃止、これを行います。有権者が変わって政党から出てくれる人たちを排除してくれればいい。もうそれで一発で変わりますよ」

小選挙区の区割り変更によりこれまでの7選挙区から6選挙区に減って実施される今回の選挙。
自民党派閥の裏金事件で失われた政治の信頼回復などを争点に各候補者が論戦を繰り広げる見通しです。
投票日は今月27日で即日開票されます。