衆院選公示 広島4区・5区・6区 各候補は第一声で何を訴えたのか 27日投開票 

10/15(火) 17:28

15日に公示された衆議院議員選挙。4区・5区・6区の各候補者の声をお伝えします。

広島4区には届け出順に、自民党・前職の寺田稔候補(66)、日本維新の会・前職の空本誠喜候補(60)が立候補しています。

【自民党・前職・寺田稔候補】
「パーティー収入の不記載、収支報告の不記載の問題、我々自民党の問題としても、大きく深い反省の上に立ち、継続的に、しっかりと改革を進めまいることをお誓いを申し上げます」

【日本維新の会・前職・空本誠喜候補】
「今の高齢者、高齢者、という政策まずいです。子どもたちがこの地場でしっかり暮らせる環境づくり。それこそがご長寿社会を安心できるものとすることができる。私は確信しています」

広島5区には届け出順に、共産党・新人の猪原真弓候補(63)、自民党・前職の小島敏文候補(74)、立憲民主党・前職の佐藤公治候補(65)が立候補しました。

【共産党・新人・猪原真弓候補】
「今回の総選挙は、自民党政治をかえる大きなチャンスです。裏金事件がなかったかのような対応ですが、裏金を作っていた議員を公認するような対応では、国民は納得しません」

【自民党・前職・小島敏文候補】
「物価の安定、そして賃金をあげる。そして可処分所得をあげて経済の好循環を作っていく。このことがいまから30年間のこのデフレを何としても克服する大きな一歩でございます」

【立憲民主党・前職・佐藤公治候補】
「政権交代をして、いたらぬ点も多々あるかもしれない。でもみんなが野党を育て、新たな政権を作る。自らが考え行動を起こし、決断をして、責任を負う。この新たな地方と日本を一緒に作ろうではありませんか!」

広島6区には届け出順に自民党・前職の小林史明候補(41)、共産党・新人の重村幸司候補(73)、立憲民主党・新人の井上信也候補(47)が立候補しています。

【自民党・前職・小林史明候補】
「政治資金の問題、一部の自民党の国会議員の問題とはいえ自民党全体の問題です。政策活動費は廃止、文書交通費の使途は公開、余ったお金は国庫に返す、きちっとそれを必ずやりたい。皆さんにお約束したいと思います」

【共産党・新人・重村幸司候補】
「賃金も低い。ボーナスも退職金もない。このような職場と社会。日本経済はこれからも持っていくでしょうか。希望を持って生き生きと生きていける。この国の姿をご一緒に守っていこうではございませんか」

【立憲民主党・新人・井上信也候補】
「我々は税金を払わなければ罰せられます。でも裏金議員と呼ばれている皆さんは何事もなかったことになる。こんないい加減な政治を終わりにして、まっとうな政治を取り戻したい」

小選挙区の区割り変更によりこれまでの7選挙区から6選挙区に減って実施される今回の選挙。
自民党派閥の裏金事件で失われた政治の信頼回復などを争点に各候補者が論戦を繰り広げる見通しです。
投票日は今月27日で即日開票されます。