「勝手踏切」を渡っていたか 男性が列車にはねられ死亡 広島・JR可部線

10/16(水) 18:56

16日午前、広島市安佐南区のJR可部線で、線路内に侵入した男性が列車にはねられ死亡しました。

JRなどによりますと16日午前10時すぎ、広島市安佐南区祇園のJR可部線・下祗園、古市橋間で線路内に侵入してきた成人男性が下りの普通列車にはねられ、男性は現場で死亡が確認されました。
列車の乗客と乗員、およそ100人にケガはありませんでした。

警察によりますと目撃者の証言などから、男性は、地域の住民が慣例的に横断している正規の踏切ではない、いわゆる「勝手踏切」を通っていた時に、列車にはねられた可能性が高いということです。
警察は男性の身元確認を進めています。

この事故で可部線は全線で1時間半にわたり運転を見合わせおよそ2400人に影響がでました。

可部線では今年4月にも勝手踏切を渡っていた当時69歳の男性が列車にはねられ死亡しています。