20代女性の自宅から警察が設置したセンサーカメラ盗んだ容疑で北広島町の消防士逮捕

10/19(土) 21:20

広島県北広島町消防本部の39歳の消防士の男が、町内にある20代女性の自宅に侵入しセンサーカメラなどを盗んだとして、警察に逮捕されました。

広島県警によりますと住居侵入、窃盗の疑いで逮捕された北広島町消防本部消防署の豊平出張所に所属する消防士長・曽我部誠司容疑者(39)は今月8日、午前11時半頃、北広島町内の集合住宅に住む20代女性の自宅のベランダに侵入。およそ1時間後に再び同じ部屋のベランダに侵入して、設置してあったセンサーカメラなど5点、計時価7万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
被害女性は以前にも何者かによる住居侵入の被害を受け、警察に被害届を提出していて、今回盗まれたセンサーカメラなどは警察が捜査のために設置していたものでした。
今回、現場で警察官がセンサーカメラが盗まれていることを確認し捜査を進めたところ、曽我部容疑者の犯行の可能性が浮上したということです。
警察の取り調べに対して曽我部容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
曽我部容疑者と被害女性に面識はなく、警察は曽我部容疑者の犯行の目的や事件の経緯、また以前の事件との関連などについて詳しく調べています。
逮捕を受けて北広島町消防本部は事実関係の調査や処分などの検討を行うとしています。