広島カキの今シーズンの出荷はじまる 猛暑の影響で例年より20日遅れ

10/21(月) 11:59

広島の名産・カキの今シーズンの出荷が21日から始まりました。
猛暑などの影響で例年より20日ほどずれ込んでいます。

広島が生産量日本一を誇る「カキ」。
日の出とともに今シーズンの水揚げが始まりました。

例年は10月1日から出荷を開始しますが、今シーズンは猛暑の影響で海水温が下がらずカキの身の成長が遅くなることなどが予想されたため、例年より20日ずれ込みきょう21日から出荷を開始します。

【五十川記者】
「結構、身がしっかり入っていますね」

広島市の米田海産では海水温の高さの影響からか死んだ個体もいたということですが、太った身は例年通りの大きさということです。

【米田海産・米田礼一郎社長】
「出荷が始まるとうれしいものですよね。やっと始まったかということで、夏が暑かったので心配はしていたんですが、思ったほど悪くなかったというか、結構安心したんでですね。店に並んだら買って食べてもらいたいと思います」

カキの水揚げは来年5月ごろまで続き、広島県は今シーズンの県内の生産目標を例年通りの2万トンとしています。