呉市とTSSが災害情報発信協定を締結 市民の命守るため、情報を発信 「防災意識高めたい」新原市長

10/21(月) 14:51

テレビ新広島は災害から県民の命を守る情報発信を強化しようと、県内の自治体と順次災害情報発信協定を結んでいます。21日は呉市と協定を締結し、新原芳明市長とテレビ新広島の箕輪幸人社長が協定書に署名しました。

この協定は、呉市とテレビ新広島が連携して災害に関する情報について地域住民に迅速かつ正確に届けることを目的とするものです。

災害発生時、呉市とテレビ新広島は「警戒レベル」や避難所情報、発災後の生活支援情報などを番組やホームぺージ、SNSで発信するほか、平時においても、資料の相互提供などを通じ地域防災の強化に努めます。

協定式の中で新原市長は「平成30年の豪雨災害で呉市は大きな被害を向けた。様々な情報を発信し防災意識を高めていくことは重要である」テレビ新広島の箕輪社長は「近年、災害の質が変わっている。避難行動に結びつく、命を守る報道に取り組む」と話しました。

テレビ新広島はこれまでに県と県内19の市町と協定を締結していて順次、すべての市町と結ぶ予定です。