夜空を焦がす火柱 1000年以上の歴史を持つ「井口大歳神社」の秋祭り 噴き出す花火に酔いしれる

10/22(火) 17:43

広島市内で行われた伝統の秋祭り。
その豪快さに、人々が酔いしれました。

夜空を焦がす火柱。

豪快な花火が、毎年、披露されるのは、先週行われた、広島市西区の「井口大歳神社」の秋祭りです。

1024年に創建され、1000年以上の歴史を持つこの神社は、地域の氏神様として、地元の住民から、あつく信仰されてきました。

花火と並んで、神社の祭りに欠かせないのは、「疫病払い」や「五穀豊穣」を祈願して神社に奉納されたという神楽です。

地域の人たちが伝統を守り続けたもので、今年は、21演目の神楽が披露されました。
この日は、神楽と噴き出す花火で大変な賑わいになりました。

花火の起源は定かではないんですが江戸時代末期に始まったとされ、かつては、神楽の合間に花火の技も競い合ったとも言われています。

秋も深まり、県内のあちこちで、伝統の祭りが行われるそんな季節になりました。