「勝手踏切」で死亡事故相次ぐ JR西日本は再発防止にむけ地元と協議へ

10/25(金) 18:30

地域の住民などが日常的に通行する線路、いわゆる「勝手踏切」での列車の人身事故が相次いでいることを受けて、JR西日本は再発防止策について自治体などと協議する考えを示しました。

【JR西日本中国統括本部 広岡研二 広島支社長】
「(勝手踏切は)正式なものとして管理しているものではありませんし、踏切以外のところを通行をすることは避けていただきたい」

「勝手踏切」をめぐっては今年4月と10月に広島市安佐南区のJR可部線で、勝手踏切を渡っていた男性が、列車にはねられて死亡する事故が発生しました。

JR西日本は勝手踏切について正式に管理はしていないが、通行することは非常に危険であるため、避けてほしいと注意を呼びかけたうえで、事故の防止策については今後、通行できないようにする柵を設置するなど、地元住民や自治体と協議する考えを示しました。