衆院選 広島小選挙区議席は与党4野党2 投票率は48.4% 前回3.73ポイント下回る 

10/28(月) 11:58

27日投開票が行われた衆議院議員選挙は、自民党と公明党が議席を大きく減らし与党が過半数を割り込みました。
県内では、与党が4つの議席を獲得した一方、野党が2つの選挙区で議席を獲得しました。

広島1区は前の総理大臣で自民党・前職の岸田文雄さん(67)が、抜群の知名度と組織力で圧勝しました。

【当選した自民・前 岸田文雄さん】
「これからはこのいただいた力、エネルギーを地元のために、そして日本のためにしっかり恩返しをさせていただかなければならないと思う」

広島2区は自民党・前職の平口洋さん(76)が当選。
国民民主党・新人の福田玄さん(42)は比例で当選しています。

広島3区は公明党・前職の斉藤鉄夫さん(72)が、与党の議席を守りました。
立憲民主党・新人の東克哉さん(43)は比例で当選しています。

広島4区は日本維新の会・前職の空本誠喜さん(60)が、自民党・前職の寺田稔さん(66)との大接戦を制しました。
寺田さんは比例で当選です。

【当選した維新・前 空本誠喜さん】
「この度の選挙はみなさんと一緒に勝ち取った議席だと思います。今から取り戻されないといけない政治は、有権者一人一人国民一人一人の生活を取り戻す政治であります」

広島5区は立憲民主党・前職の佐藤公治さん(65)が、5回目の当選を果たしました。

広島6区は自民党・前職の小林史明さん(41)が野党の新人2人を退け、当選を決めました。

県内の小選挙区の投票率は48.40%で、前回を3.73ポイント下回りました。