メタバース空間の「発酵ランド」 学生たちが発酵食品を学べる教材を開発 大学と企業が連携

10/28(月) 17:54

地元企業と広島工業大学がタッグを組み、発酵食品の魅力を発信するプロジェクトが、28日、お披露目されました。

【学生】
「来てくださったユーザーを楽しませるような展示も工夫していけたらと思います」

28日に紹介されたのはメタバース空間で作られた「発酵ランド」です。
発酵食品についてバーチャル空間で楽しく体験しながら学べる教材で、今年度中の完成を目指し制作が進められています。

広島工業大学は、去年、食品メーカーなどが抱える課題をテクノロジーの力で解決する教育システム「フードテック教育研究推進センター」を立ち上げ、地元企業の「新庄みそ」と連携して、発酵食品について楽しく学ぶ教材づくりを始めました。

学生たちは、今年2月から地元の発酵食品のメーカーなど4社を取材していて、28日は、途中経過を報告し意見交換を行いました。

【新庄みそ・山本美香社長】
「みなさんにぜひ見てもらって、発酵のことを知ってもらって、良さもわかって、そこで購入できるようになればいいなと思っています」

完成後は、次世代を始め世界にも発信したいということです。