深夜の交差点 自転車で車の運転妨害か 16歳の少年を逮捕

10/29(火) 13:30

広島市東区の交差点で、自転車で車の前に出て運転を妨害したなどとして、広島市東区の高校生の少年(16)が逮捕されました。
広島県警が自転車での妨害運転で逮捕するのは初めてだということです。

警察によりますと、少年は今月14日午後11時過ぎ、、広島市東区馬木の交差点で、青信号で交差点に入った普通乗用車の前にスポーツタイプの自転車で飛び出すなどして運転を妨害した疑いが持たれています。

警察によりますと、車を運転していた男性(27)はハンドルを切って自転車を避けましたが、再び、自転車が目の前に現れ急ブレーキをかけたということです。

車と自転車は衝突せず、男性と少年にケガはありませんでした。
また、少年はこの事案の10分ほど前にも同じ交差点内で自転車を横倒しに置き、あおむけに寝そべり交通を妨害した疑いでも逮捕されています。

警察の調べに対し、少年は「自転車で道路に飛び出したことは覚えているが、自転車を置いたり寝そべったことは覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。

周囲の防犯カメラの映像などから、少年は、他にも同じ交差点で同様の行為を繰り返していたとみられていて、警察が動機などを詳しく調べています。