ノーベル平和賞 授賞式に広島と長崎の被爆者17人が出席 日本被団協・田中照巳さんが演説予定

11/1(金) 18:45

ことしのノーベル平和賞の受賞が決まった日本被団協は、1日、来月、ノルウェーのオスロで開かれる授賞式に広島と長崎の被爆者、合わせて17人が出席すると発表しました。

来月10日にオスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に出席するのは、日本被団協の代表委員を務める箕牧智之さんや代表理事の田中聡司さんなど全国各地に住む、広島と長崎の被爆者15人のほか、韓国人被爆者やブラジル在住の被爆者も含まれています。

また、授賞式では代表委員で、長崎で被爆した田中照巳さんが受賞者を代表して演説をします。

被爆者のほかには2017年にノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン=ICAN」の国際運営委員、川崎哲さんや国連事務次長の中満泉さんも代表団に入っています。

日本被団協は来月8日に日本を出発し、オスロでは、授賞式や晩さん会など一連の行事に参加した後、13日に帰国することになっています。