“メタバース”を活用した企業説明会  ネット上の仮想空間で質問は気軽に 「UIターン促進の機会にも」

11/14(木) 10:43

大学生などを対象に、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した企業説明会が広島市で開かれました。

この就活イベントは、広島大学などが主催し、学生およそ100人が参加しました。

【広島大学・串岡勝明 特命教授】
「2割くらい県外から参加されていますので、こういった機会で県外のUIターン促進にもなると考えています」

出展したのは、オタフクソースやマツダなど17社で、「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間にブースを設置し、担当者が学生と意見を交わしました。

学生は、メタバース上のキャラクターに扮し、匿名で参加できるため待遇面などデリケートなテーマも気軽に質問できるメリットがあります。

【マリモホールディングス(参加企業)・佐藤菜摘さん 】
「文系・情報系にかかわらず、ITなどの感度が高い学生を集客して引き付けることはできる機会になったのではないかと思っています」

広島大学などは改善点などを踏まえて今後も、メタバース就活を続けていくことにしています。