アメリカ軍岩国基地隣接の池から「有機フッ素化合物」 市民団体が独自検査 基準値の3.5倍検出
11/14(木) 10:39
岩国市の市民団体が独自に行った調査で、アメリカ軍岩国基地に隣接する池から国の暫定基準値を超える「有機フッ素化合物」が検出されたと発表しました。
調査したのは岩国市の市民団体、『瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク』で、採取した水の検査は、東京の「農民運動全国連合会分析センター」に依頼しました。
市民団体によりますと今年10月、岩国基地北側の池で採取した水を調べたところ、基準値の3.5倍にあたる、1リットルあたり175.6ナノグラムの有機フッ素化合物が検出されたということです。
有機フッ素化合物は発がん性が指摘されていて、かつて岩国基地では、泡消火剤やエンジンの洗浄剤として使用されていました。
【瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク・久米慶典事務局長】
「汚染源が岩国基地内である可能性が極めて高いと考えているところです」
市民団体は、今後、岩国市が主体となって、この問題に取組んでほしいとしています。
調査したのは岩国市の市民団体、『瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク』で、採取した水の検査は、東京の「農民運動全国連合会分析センター」に依頼しました。
市民団体によりますと今年10月、岩国基地北側の池で採取した水を調べたところ、基準値の3.5倍にあたる、1リットルあたり175.6ナノグラムの有機フッ素化合物が検出されたということです。
有機フッ素化合物は発がん性が指摘されていて、かつて岩国基地では、泡消火剤やエンジンの洗浄剤として使用されていました。
【瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク・久米慶典事務局長】
「汚染源が岩国基地内である可能性が極めて高いと考えているところです」
市民団体は、今後、岩国市が主体となって、この問題に取組んでほしいとしています。